・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。 ・記事の一部にプロモーションを含みます。
とある調査によると、オーブンレンジを含む電子レンジの普及率は99%を超えているようです。
そんな身近なキッチン家電ですが、実際に購入するとなると「どんなものを選べばいいの?」「何を基準に選べばいい?」と迷ってしまいます。
今回は、実際に我が家でオーブンレンジを購入した“実体験”をもとに、選び方のポイントをご紹介します。
- 買い替えの動機
- オーブンレンジでやりたいこと(目的)
- 候補となったおすすめオーブンレンジの紹介
※「最新モデルのリンク」「旧モデルとの違い」を追加 2024年8月3日 更新 - 選び方のポイント
- 失敗しない選び方
買い替えを検討している方、新しいオーブンレンジをもっと楽しみたい方に役立つ内容となっています。
3~5人家族向けのおすすめオーブンレンジも紹介していますので、オーブンレンジの購入にお役立てください。
※購入以外にお得感満載のサブスク利用も紹介しています。
目次
オーブンレンジ買い替えの動機
オーブンレンジ買い替えの動機は、ズバリ現在使っている物が故障したからです。
我が家で日夜働いていてくれた日立のヘルシーシェフ MRO-MS8が、エラー「H54」という表示が出て使用できなくなりました。
2013年製で2014年の春に購入したので約9年の使用でした。
家族も増えたことだし、もっとオーブンレンジを活用して時短でおいしい料理を作りたいと思っていた矢先のできごとだったのでちょっとショック・・・
ネットで調べると修理にはそこそこの費用と時間ががかかりそうだったし、新しいオーブンレンジで色々なレシピを楽しめるのもいいかなっということで思い切って買い替えることにしました。
【目的】オーブンレンジでやりたいこと
新しいオーブンレンジではいくつかの「やりたいこと」があります。
オーブンレンジを購入する目的ともいえます。パンやお菓子作り、料理のレシピを増やせるもの、おまかせメニューや大容量で時短料理ができるもの、スマホと連動できるもの…
まずは自分がやりたいことをイメージすることで、どんなオーブンレンジが必要なのかが見えてきます。
私の「やりたいこと」と「欲しい機能」をまとめてみました。
手軽にパンやお菓子を作りたい
我が家では私が焼くマフィンが人気。特に抹茶のマフィンは近所の子どもたちにも好評です。
お菓子作りでは180~220℃くらいでオーブンを稼働させますが、最高温度が高く出るオーブンの方がパワフルだし予熱に到達する時間も早い!
今までのが最高温度250℃だったので、どうせ買い替えるなら余力のある稼働ができる機種がいいよね、という判断で300℃オーブンにしようと決めました。
また、パン作りにも挑戦したいと思っていたところで(^ ^)
パンを焼くのに300℃は必要ないんですが、先ほどと同様「余力ある稼働」がいいだろうと思うのと、ピザだと300℃で焼くと5分くらいで焼き上がるみたいです!(250℃だと10分)
お菓子やパン作りを難なくこなせるオーブンレンジにしたかったので、最高温度は高いものからチョイスしました。
\おうちカフェなどインドアな趣味の紹介記事/
料理のレシピを増やしたい
色んな料理を作ってみたい!
TVで美味しそうな料理が出ていると食べたくなってレシピを調べたり、お店で食べた味を再現したくて試行錯誤することもある私…。
最近のオーブンレンジにはおまかせレシピが標準搭載なので、買い替えるならそれも活用してみたいと思いました。
どうせなら選択肢が多い方が嬉しいので、そのメニュー数が多めのものをピックアップ。
また、おまかせレシピに限らず様々な料理に役立つよう、グリル機能や2段調理ができるものなど基本性能がしっかりとしたものを購入の対象としました。
オートメニューや大容量で時短料理
一度にたくさんの食材を調理できたり、ボタンひとつで自動調理ができたりするのは忙しい主婦の強い味方。
レンジの容量とオートメニューの充実も見逃せません。
食材の下ごしらえをして、あとはオーブンレンジにおまかせできたら…その間に片付けをしたり、もう一品作れたりと時間を有効活用できます。
3人子育て中で、時間がいくらあっても足りない私には重要なポイントのひとつです。
スマホと連動に興味あり
今どきの家電は専用アプリとの連動が当たり前になってきました。
色んなレシピを配信してくれたり、調理完了をスマホでお知らせしてくれたりと、せっかく買い替えるなら便利な機能を使ってみたい。
新しい機能が充実していて優秀なオーブンレンジなら、使っていくうちに愛着が湧くと思うんです。
そうなると、もっと活用していきたくなって、結果もっと料理を頑張れるんじゃないかという期待もあります。
購入候補となったオーブンレンジ
我が家は5人家族なので、主に家族みんなで気軽に使えて容量の大きいものを候補にしました。
オーブンレンジでやりたいことを満たしてくれる機能や性能、価格帯なども考慮しながら、次の4つ+αに候補を絞り選ぶことにしました。
ご紹介するオーブンレンジにはそれぞれ捨てがたいポイントがあります。
2024年4月28日現在の「最新モデルのリンク」と「旧モデルとの違い」を追加しました!
日立/ヘルシーシェフ MRO-W1A
まずは使い慣れた日立のオーブンレンジで、いま使用中のものよりランクアップした「ヘルシーシェフ MRO-W1A」を考えました。
“熱風旨み焼き”搭載で、お肉料理は表面こんがり中はジューシーに。
大火力調理が可能なため野菜も短時間で加熱でき、シャキシャキに仕上げてビタミンCの残有率もアップさせます。
「美味しい」と「栄養が取れる」を両立してくれるのは嬉しいですよね。
また、日立独自のWスキャンは食品の重さ&表面温度を計測して適切な時間や火力をコントロールしてくれます。
お菓子やパン作り、肉や魚、野菜料理までバランスよく料理を楽しめるヘルシーシェフ MRO-W1A。
様々な性能で、今よりも便利に料理を楽しみたい方におすすめのオーブンレンジです。
容量 | 30L |
センサー | 重量センサー・センター赤外線センサー・温度センサー |
サイズ | 幅497×高さ375×奥行500mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 300℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | 〇 |
過熱水蒸気 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
\2024年最新モデルはこちら/
- 最高温度が300℃から310℃に上がった
- 「熱風旨み焼き」に魚料理が追加
- マイリストボタンが追加
- レシピとオートメニュー数が増えた
- デザインが直線的になった
シャープ/ヘルシオ AX-HA20
シャープのヘルシオといえば、過熱水蒸気のみで調理ができるので素材の旨味を引き出した上で余計な油や塩分を落としてくれると人気のオーブンレンジです。
「ヘルシオ AX-HA20」は、まかせて調理機能で冷凍・冷蔵・常温の食材を同時に調理可能。焼く・炒める・揚げる・ゆでるなど、どんな調理もお手のもの。
スタイリッシュなデザインやアプリも充実、掃除も簡単なので使っていて楽しいオーブンレンジとなっています。
インテリアとのバランスや機能にもこだわりたい方におすすめです。
容量 | 30L |
センサー | 赤外線センサー・絶対湿度センサー・温度センサー |
サイズ | 幅500×高さ390×奥行485mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 300℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | 〇 |
過熱水蒸気 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
\2024年最新モデルはこちら/
- 「らくグリ!調理」が搭載
- 「ワンディッシュごはん・ヌードル」を新搭載
- ヘルシオあたため(おいしさ復元)機能
- オートメニュー数が増えた
東芝/石窯ドーム ER-XD3000
東芝の「石窯ドーム ER-XD3000」は、天井が丸みを帯びた石窯風の庫内が特徴的なオーブンレンジです。
石窯を謳うだけあってパンやお菓子の仕上がりは見た目の美しさはもちろん、味にも定評アリ。お肉やピザなどもスピーディに美味しく仕上がります。
熱風2段オーブンなら強力な火力で調理できるので、料理のバリエーションが広がることも魅力の一つです。
見た目もおいしさも満足できるパンやお菓子作りなど「焼く」を重視したい方におすすめしたいモデルです。
容量 | 30L |
センサー | 8つ目赤外線センサー、温度センサー |
サイズ | 幅498×高さ396×奥行446mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 300℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | 〇 |
過熱水蒸気 | 〇 |
スマホ連動 | ー |
\2024年最新モデルはこちら/
- 最高温度が300℃から310℃に上がった
- 石窯おまかせ焼き
- カラッとあたため機能がより充実
- 分量フリー自動メニュー機能が追加
- 庫内乾燥の追加/手間なしお手入れのコース追加
- レシピ・自動メニューが変更
- アプリ連動
東芝/石窯ドーム ER-XD100
東芝の石窯ドーム ER-XD100はフルオートで調理を楽しめるオーブンレンジです。
石窯ドームの基本能力をしっかり発揮する「石窯おまかせ焼き」でオーブン料理をおいしく簡単に調理してくれます。
30Lの大容量で2段式なので容量や性能には問題なしですが、オーブンの最高温度が250℃だったのとバックライト無しが気になり、決定には至りませんでした。
しかし、一般的に必要な機能は充分に搭載。価格とのバランスがGoodなハイコスパモデルです。
容量 | 30L |
センサー | 8つ目赤外線センサー、温度センサー |
サイズ | 幅497×高さ375×奥行442mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 250℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | 〇 |
過熱水蒸気 | 〇 |
スマホ連動 | ー |
その他の同価格帯オーブンレンジ
その他の同価格帯のオーブンレンジも検討しましたが、私たちの家族が求めていた機能や容量、デザイン面などで、候補からは外れてしまいました。
象印のエブリノ ES-GT26は、値段の割に多機能でコスパが良いと人気上昇中のオーブンレンジです。
「象印」はオーブンレンジでは主要メーカーではありませんが、基本性能はしっかりと搭載しておりレンジも温めムラがないと高評価◎
特筆すべき点は付属の耐熱ボウルを庫内で浮かせて調理する「うきレジ」機能で、その新しさに目を奪われました。
そして、今まで誰もがべちゃっとした温まりに残念な思いをしてきた揚げ物をサクサクに温めてくれるという、なんとも嬉しい機能まで!
デザインも含めてとっても魅力的だったんですが、容量が30L以上を基準にしていたので今回は候補から外れてしまいました。
容量 | 26L |
センサー | 赤外線センサー・温度センサー |
サイズ | 幅487×高さ370×奥行454mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 250℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | 〇 |
過熱水蒸気 | - |
スマホ連動 | - |
パナソニックのビストロ NE-BS8Aは高性能かつスタイリッシュなオーブンレンジです。
アツアツに発熱するヒートグリル皿を使用した両面グリルで、トーストも裏返さずに焼くことができます。
機能や使いやすさに定評があり人気の高いモデルだったので候補にしましたが、コスパや価格の面で今回は見送ることにしました。
各種機能の充実は、さすがPanasonicといったところです。
容量 | 30L |
センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
サイズ | 幅494×高さ370×奥行481mm |
レンジ最大出力 | 1000W |
オーブン最高温度 | 300℃ |
発酵 | 〇 |
ノンフライ | - |
過熱水蒸気 | 〇 |
スマホ連動 | ー |
\最新モデルはこちら/
パナソニックのビストロには、お得なサブスク「foodable(フーダブル)」があります。
月々定額でビストロの最上位モデルが自由に使えて、人気の食材も楽しめるサービスです。
「foodable(フーダブル)」でビストロを使うメリットは次の6つ。
- ビストロのハイグレードモデルが月々4,980円使える
- 初月はなんと約90%offの500円
- 毎月約3,000円分の人気冷凍デリセットがもれなく楽しめる
- 契約期間中はメーカー保証がずっと続く
- 最低利用期間を超えると月額が割引になる
- 愛着が湧いたら最低利用期間後は買取もOK
ただし、「foodable」は注意点もあります!
●オーブンレンジ単体で考えるなら購入した方が安い
「foodable」は最低利用期間のあるサブスクなので、レンジ単体の価格だけで考えると購入した方が安いです。
ポイントは“美味しくて人気の食材を楽しめる”、“メーカー保証が期間中ずっと続く”など、「ビストロの最上位モデル+他にはないサービス」がコスパも良くお得に楽しめるという点です。
●届けられる食材は「RFFF」「神戸コロッケ」の2ブランド
2ブランドなので選択肢が少ないと感じる方もいるかもしれません。ただし、毎月多彩なプランの中から好きなセットを選べるので飽きはこなさそうです。
●2020年モデルなので最新機種ではない
対象になっているモデルはビストロの2020年ハイグレードモデルなので、最新モデルを使いたい方には向きません。ちなみに、新旧モデルの違いは、コースの追加や、過熱・回答のムラが若干改善されているようです。
ビストロのおもしろいサブスクサービスのご紹介でした!
ご興味のある方は公式サイトをご確認ください。
【パナソニック公式】オーブンレンジBistroと厳選食材の定期購入サービスオーブンレンジ選びで重視したポイント
今回は次のようなポイントに注意してオーブンレンジを選びました。
今よりも機能を落とさない
今までのオーブンレンジを使いこなしていたわけではありませんが、せっかく購入するので、今のオーブンレンジよりも機能を落としたくない…。
ということで、次の機能は最低条件としました。
800W以上
今回は時短も目的です。
残り物や冷凍食品などをスピーディーに温めてくれる出力は絶対に欲しい!
現在は800Wなので、それ以上の出力で加熱できるレンジ機能を条件としました。
バックライト付き
我が家ではキッチンの照明は洗い場の上にある蛍光灯で充分なので、キッチンフロア部分の照明は滅多に点けません。
これまで使っていたオーブンレンジMRO-MS8はバックライト付きだったので、フロアの照明なしでも使いやすかったのですが、現行モデルのMRO-S8Aはバックライト非搭載でした。
口コミなどでも「バックライトがなくて暗い」「文字が見にくい」などを目にしたので、今回はバックライト付きも必須条件にしました。
目的や希望をかなえられるレンジ
目的は次の通りです。
- 一度にたくさんの調理をしたい
- 時短したい
- 色々な料理に挑戦したい
- カンタンお手入れがいい
このように目的や希望をハッキリさせると次のように必要な機能が分かりやすくなります。
容量は30L以上
パンやお菓子作りをするために大型のオーブンレンジが欲しかったことと、やっぱり家族が増えたので大型にしておいた方が間違いなさそう。
30L以上のオーブンレンジなら一度に調理できる量も多いので時間の短縮という目的も達成できます。
2段式であること
家族や近所の子供たちにもお菓子を焼くには一度にたくさん作れることが重要です。
そのため、2段式のオーブンレンジを選ぶことも重視しました。
さらに、2段式のオーブンレンジなら同時に2つの料理を調理できるため、時短になるという利点もあります。
レシピやメニューにも注目
最近のオーブンレンジはボタンひとつで調理をしてくれるおまかせレシピが豊富です。
料理のレパートリーを増やしたいという目的もあるので、オーブンレンジを使ったレシピが豊富なものを選ぶことも重要だと考えました。
レシピがあると初めての料理にもチャレンジしやすいし、分量をきちんと守ればオーブンレンジがしっかり仕上げてくれるので安心ですよね。
バランスを重視
これまで通り、お菓子やパンを手軽に楽しく作りたいということに加えて、新しいオーブンレンジで色んな料理も調理してみたいと考えました。
なので、何かに特化した機能よりも料理全般をバランスよく料理できるオーブンレンジを選ぶことにしました。
掃除のしやすさ
お手入れのしやすさも重要なポイントのひとつです。
庫内がフラットで掃除しやすいもの、汚れがつきにくい、お手入れコースがある、なども要チェックです。
失敗しない選び方
オーブンレンジをせっかく購入したのにイメージとちがう…、やっぱり他のモデルにしておけばよかった…、なんてことにならないように「失敗しない選び方」をしっかりとチェックしておきましょう。
大前提!目的を明確にする
オーブンレンジに限ったことではありませんが、何かを選ぶ時には目的を明確にすることがコツです!
- おいしいパンやお菓子作りに重点をおきたい→発酵機能や温度調節が充実したもの
- 何かの料理に特化したい→専用メニューやレシピが充実したもの
- 利便性や使いやすさを重視したい→ハイパワー、アプリ連携、お掃除のしやすいもの
このように目的をハッキリさせておけば、どんなオーブンレンジを選べばよいかが見えてきます。
我が家では、家族や近所のみんなでお菓子やパンを楽しみたい、パン作りやいろんな料理に挑戦したいので、時短で家事をしたいので、何かに特化したものよりもバランスのとれたモデルを選ぶことにしました。
評価が高い製品や人気の製品が、「あなた」にピッタリとは限らないので要注意。
口コミやレビューなどで情報を集める
目的を明確にしたら、その目的に合った製品を選ぶことになりますが、参考になるのが口コミやレビューです。
カタログやメーカーホームページでは製品の“メリット”をたくさん教えてくれますが、 “デメリット”や “他の製品との比較”はなかなか見えてきませんよね。
口コミやレビューをチェックすれば使用感や機能性、耐久性、得意分野など、メリットもデメリットも確認できるし、他の製品との相対的な評価もチェックすることができます。
私は、口コミやレビューなど6つのサイトをチェックしたのと、近所の量販店を3店舗まわりました。
口コミやレビューには主観的な意見が含まれるため、複数の情報を集めることをおすすめします。
色やデザインは周囲とのバランス
オーブンレンジはほとんど毎日使う家電だから、キッチンのインテリアとしても重要なアイテムの一つです。
色やデザインなど周囲と調和するように選ぶことで、キッチンが一体感を持ち、楽しく自然体に過ごすことができます。
我が家では、今回のオーブンレンジ選びで型落ちのとてもお得なモデルも候補にあがりましたが、レッドが目立つ色合いだったので、ナチュラル系が多いわが家には合わずに断念しました。
デザインを重視しすぎて目的を見失わないようにすることが永く使用するコツです。
一番使用する人の意見を重視
なんだかんだいっても、オーブンレンジを一番使用する人の意見を重視することは大切です。
我が家ではママであり妻である私がキッチンに立つことが多いので、オーブンレンジは私の希望を第一に選びました。
もちろん、夫や子供たちの意見も参考にしましたが、意見の分かれるところでは私の意見を採用するようにしました。
そのうえで、一緒に使う家族の利便性や考えを考慮することも重要です。
型落ちもチェックする!
お得に購入する方法のひとつに「型落ちを狙う」があります。
お気に入りのモデルが見つかってきたら、最後に型落ちを探してみましょう。
型落ちとは同じ現行モデルの前のモデルのことです。
オーブンレンジや冷蔵庫などの白物家電は毎年モデルチェンジしているものが多く、新しいモデルが発売されると、前のモデルは大きく値崩れしがちです。
なのに、同クラスのモデルなら機能が若干の変更点はあっても、 “基本性能が大幅にバージョンアップ!”なんてことはそんなに多くありません。(進化の激しいデジタル家電などは大きく変わることがよくあります)
同じクラスで新・旧の違いだけなら、安い旧モデルがコスパの良い選び方になることもあるのでおすすめです。
ただし、必ず新・旧モデルの比較は行うべきでしょう。
比較のポイントも少しお伝えしますね。
価格を比較する
型落ちは現行モデルと比べて安くなる傾向にありますが、大きく値段が変わらない場合や様々な条件で逆に型落ちが高くなっていることもあります。
新旧でそんなに変わらなくても、使いやすさがちょっぴり向上していたり、デザインがトレンドに近づいたりと小さいバージョンアップが実施されています。
そんなに値段が変わらない場合は、新しいモデルにしていた方が何かとメリットもありますよ。
基本性能を比較する
新モデルでは、基本性能の変更が実施される場合があります。
例えば、オーブンレンジの最大出力がが800Wから1000Wになったり、スマホアプリが導入されたりなどが該当します。
このような場合は、後で後悔しないためにも、新しいモデルをメインに検討するのがおすすめです。
サブ機能を比較する
旧モデルと比較すると新モデルでは細かいバージョンアップが行われています。
オーブンレンジでは、ボタンが光る、レシピが増えた、省エネ性能がちょっとだけ向上したなどがあります。
このような小さめのバージョンアップと価格や自分の使い方や目的とを対比してみて、納得できるなら型落ちの購入もおすすめです。
ただし、パンプレットなどをよくよく見てみると、 “大きく進化しているように見えるが、実は旧モデルと同じような機能を別の表現でアピールしている”なんてこともあるので注意しましょう。
最終的にヘルシーシェフ “型落ち”MRO-W1Zに決定!
最終的に我が家では日立のヘルシーシェフMRO-W1Aの型落ちである2021年モデルのMRO-W1Zに決定しました。
対比して気になったポイントは次の3点でした。
現行品は型落ち品に比べて
- 2品同時あたための時間が短縮
- レシピやメニューが増えた
- 肉料理おまかせメニュー「熱風旨み焼き」の追加
特にMRO-W1Aの「熱風旨み焼き」は魅力でしたが、MRO-W1Zの口コミやレビューを見ると、MRO-W1Zのレシピやメニューでも“私”は問題なさそうだったのでMRO-W1Zに決定しました。
ちなみに、決定までの流れはこんな感じです。
- 現在使っているMRO-MS8が故障
- 今よりも便利で料理の幅も広がるモデルがほしい
- 口コミやレビュー記事、パンフや近所の量販店も念のためチェック
- 候補の中から高性能でバランスのとれた日立のヘルシーシェフ MRO-W1Aを選択
- 型落ちをチェックしたら旧モデルMRO-W1Zが約7,000円ほど安かった(R5.3.10現在)
- 現行モデルMRO-W1Aと旧モデルMRO-W1Zを比べて“私”のやりたいことや使用感に支障がないと感じた
- ヘルシーシェフ 旧モデルMRO-W1Zに決定!
現在は2022年モデルMRO-W1Aや2023年モデルMRO-W1Bがとってもお買い得です。
最新モデルじゃなくても大丈夫な方はぜひチェックしてみてください!
\現在はMRO-W1AやMRO-W1Bが安い!!/
まとめ
実は、今回電子レンジが壊れたことで電子レンジがない生活を試してみようと思い立ち、10日間電子レンジのない生活にチャレンジしてみましたが、結果は…
レンジ機能→残り物が温めできない(特にごはん)、冷凍した食材は自然解凍、冷凍食品はフライパン調理…
オーブン機能→「なんも焼けねぇ~」
つまり、今までの当たり前が通用しないという、キッチンだけ50年くらい前にタイムスリップしたような感覚でした。
さて、そんな生活必需品のオーブンレンジを選ぶ時に「失敗しないように選びたい」というのは当然の思いです。
オーブンレンジ選びに迷ったら、この記事で「選び方」「製品のポイント」などをチェックしてくださいね。
主婦目線の選び方、参考にしていただけますと幸いです。