・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。 ・記事の一部にプロモーションを含みます。
どうもこんにちは。
Spotifyをリビングオーディオで楽しむsugi-sigu(スギスグ)です。
ストリーミングなどで気軽に音楽や映画を楽しめる時代になり、リビングで充実した“家族のだんらん”や“おうち時間”を過ごすことも増えたのではないでしょうか?
しかし、スマホやTVの音では“少しもの足りない…”と感じている方も多いと思います。
この記事ではオーディオを使ってリビングで音楽や映画を楽しむための次のことをチェックすることができます。
スピーカーなどの「オーディオ」を使ってリビングのエンターテイメントをグレードアップしていきましょう!
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目次
リビングオーディオ条件別の選び方?
今回は家族みんながリビングでエンターテイメントを楽しむためにオーディオで演出することが目的です。
しかし、人によって求めるものに差があるので、選ぶべきオーディオの条件も変わります。
ここでは条件別にリビングオーディオの選び方を解説していきます。
\オーディオ機器を直感的に選ぶ方法かこちら/
音質を優先したい
オーディオ機器が最も得意とする分野は「高音質」です。
高音質のポイントは次の通り。
- スピーカー選びを重視
- 高額なほど高音質…とも言えない
- スピーカーとアンプを分けた構成
- Bluetoothはコーデックに注目
●スピーカー選びを重視
音質の要はスピーカーです。リビングで迫力の音質や繊細な音楽表現を楽しみたいならスピーカーに注目します。
また、音楽を楽しみたいならステレオ、ホームシアターを楽しみたいならサラウンドを検討するとよいでしょう。
●高額なほど高音質…とも言えない
高音質なほど高額になりがちですが、1万円のスピーカーと10万円のスピーカーの音質差は大きいですが10万円のスピーカーと20万円のスピーカー音質差はそんなに大きくありません。
10万円を超えてくると趣味性が高まるので、音質よりも音色に違いを感じるものが増えてくるからです。
●スピーカーとアンプを分けた構成
システム構成は「アンプ+スピーカー」のようにアンプとスピーカーを分けた方が音質的に有利になります。
ノイズや振動の低減や余裕のある表現が可能となるからです。
●Bluetoothはコーデックに注目
スマホからアンプなどBluetooth接続する場合はコーデックという音質と遅延に関わる規格に注目しましょう。
それぞれのコーデックの特徴は次の通りです。
・SBC(Sub Band Codec)
ほぼすべてのBluetoothが対応。音の遅延は比較的大きく、音質はそこそこ。
現代のBluetooth接続では少しもの足りないスペックとなります。
・AAC(Advanced Audio Coding)
Appleの標準規格としてSBCよりも高音質/低遅延です。
Apple製品を使用している方はAACに対応するBluetoothレシーバーを使用することがおすすめです。
・aptX
音質と遅延が大きく改良された規格でAACよりも高性能。
主にAndroidなどでも使用されるコーデックです。
※CDと同程度の音質
・aptX LL
音質はaptXと同等でより低遅延を実現した規格です。
※CDと同程度の音質
・aptX HD
遅延はaptXと同等でより高音質を実現した規格です。
※CDと同程度以上の音質
・aptX Adaptive
aptXのスペックから大幅な低遅延、音質向上を実現しています。
※ハイレゾ相当の音質
・LDAC
SONYの独自規格で低遅延、高音質を実現したコーデックです。
※ハイレゾ相当の音質
【コーデック早見表】
高 | ⇦ | ⇦ | ⇦ | ⇦ | 低 | |
---|---|---|---|---|---|---|
音質 | aptX Adaptive/LDAC | aptX HD | aptX LL | aptX | AAC | SBC |
遅延 | aptX Adaptive/LDAC | aptX LL | aptX HD | aptX | AAC | SBC |
\ワイヤレスオーディオの詳しい解説はこちら/
インテリアを優先したい
リビングはみんなが集まる場所。できるだけインテリアにもこだわりたいと思う方も多いようです。
その空間には家具やカーテン、照明や壁紙などこだわりがつめ込まれていることでしょう。
みんなが集まる空間に武骨な金属や木材のカタマリが鎮座してしまったら、いくら良い音がするといっても家族は反対するかもしれません。
目的は家族みんながリビングでエンターテイメントを楽しむことです。
リビングの雰囲気にあったもの、または雰囲気を邪魔しないものを選ぶとよいでしょう。
小型のミュージックサーバーやBluetooth内臓のスピーカーなら余計なモノで雰囲気をくずさなくて済みます。
ランタンや真空管のようなスピーカーやクラシックなデザインのスピーカーなどは雰囲気を演出する人気の高いBluetoothスピーカーです。
コンパクトに利便性を優先したい
自宅で忙しい日々をすごす中で、音楽をながら聴きしたり休憩中になんとなく曲を流したりと簡単に繋げられると便利です。
Bluetoothスピーカーとタブレットやスマホがつながれば一瞬で音楽や動画を楽しむことができます。
スマートスピーカーを使えば一声で好きな音楽を楽しむことも可能です。
その他オーディオ選びの注意点
その他にリビングオーディオを選ぶ際に注意したいポイントを紹介します。
・接続
スピーカーやアンプ、Bluetoothレシーバーなど、それぞれの機器に合った接続方法を確認しましょう。
また、Bluetoothを使用する場合は機器ごとの対応、非対応などもしっかりとチェックしておく必要があります。
古い機器を活用する場合はBluetoothに対応していないものも多いので注意が必要です。
・好きなブランド
意外とコスパの良い選び方になるのがブランドです。
同じブランドなら音の傾向が似ていることもよくあります。一度使って気に入ったブランドなどがあれば要チェックです!
・対応している音源
NetflixやSpotifyなどのストリーミングサービス、CDやBlu-rayなどのディスク再生など音源をどのように再生するかによって必要な機材が異なる場合があるので事前に確認しておきましょう。
条件別おすすめのリビングオーディオ6選!
条件別におすすめのリビングオーディオを紹介します。
次のポイントに分けて解説しています。
- 音質重視
- インテリア重視
- 利便性重視
早速チェックしていきましょう!
音質重視!本格派のオーディオの提案
ここで紹介するのはとにかく音質重視のオーディオセット。
スピーカーはステレオ用とサラウンド用の2種類、アンプは音楽鑑賞からシアター環境までをカバーするAVアンプでBluetoothやWi-Fi接続、ストリーミングサービスの利用が可能となるセットです。
シアターを構築する場合はTVやプロジェクターを別に準備すればOKです。
ステレオスピーカー
B&W/607 S2 Anniversary Edition
B&W/607 S2 Anniversary Editionは老舗オーディオメーカーB&Wが手掛けるクリアで洗練された音質のスピーカーです。
バランスの良いフラットな音質でクラスを超えた音を再生してくれるのはB&Wの技術と音づくりによるもの。
高い解像度でクリアなのに有機的な音像表現が、原音のエネルギーが放つ熱量までもしっかりと再生してくれるスピーカーです。
ステレオスピーカーの音質は相対的な評価で音質の良しあしが分かることがあります。このクラスのスピーカーが10万円以下で市場に投入されることがあるのもオーディオのオモシロいところです。
機能/性能 | スペック |
---|---|
チャンネル | 2ch(ステレオ) |
ユニット | カーボンドームツイーター/コンティニュアムコーン 2WAY |
周波数帯域 | 40Hz~33kHz |
インピーダンス | 8Ω |
カラー | ブラック、ホワイト、ブラック×レッドチェリー、ホワイト×オーク |
サラウンドスピーカー
ELAC/CINEMA 30
リビングで高音質、大迫力のホームシアターを構築するならELAC CINEMA 30がおすすめ。
小型スピーカーBS302×5本とサブウーファーSUB2030×1台のセットであるELAC CINEMA 30がクオリティの高い5.1chサウンドを実現します。
純粋に映画やゲームなどの魅力を引き出すなら映像とシンクロするスピード感と着色のないクリアな音が必要です。
ELAC CINEMA 30なら高い解像度で透明に疾走するサラウンドが、音楽や映画、ゲームなど本来のあるべき音をそのまま描き出してくれるでしょう。
機能/性能 | スペック |
---|---|
チャンネル | 5.1ch |
ユニット | BS302:同軸2WAY/SUB2030:サブウーファー |
周波数帯域 | BS302:80-35,000Hz/SUB2030:20Hz-180Hz |
インピーダンス | BS302:4Ω/SUB2030:10KΩ |
AVアンプ
Marantz/Cinema 70S
みんながリビングでエンターテイメントを楽しむためには、できるだけ様々なフォーマットやコンテンツに対応する汎用性、クオリティーの高い再生能力が必要です。
Marantz/Cinema 70Sは3Dコンテンツはハイレゾ再生にも高いレベルで対応し、ワイヤレス接続、ストリーミング再生にも対応します。
老舗のオーディオブランド『マランツ』の秀逸な音質表現は、フラットで高解像度、一定の厚みがあり空間表現に優れています。
高い解像度やクリアな再生能力に定評のあるB&WやELACとも抜群の相性となるでしょう。
※Marantz/Cinema 70Sは2022年12月発売予定となっています。音質レビューは後日更新予定ですのでご期待ください!
機能/性能 | スペック |
---|---|
チャンネル | 7.2ch |
オーディオファイル | DSD、PMC、FLAC、Apple Losslessz2 他 ハイレゾ対応 |
映像フォーマット | 8K / 60Hz、4K / 120Hz、HDR10+、HDCP 2.3、eARC |
音声フォーマット | Dolby Atmos、DTS:X、Dolby Surround、Neural:X、Dolby Atmos Height Virtualizer、DTS Virtual:X 他 |
ワイヤレス機能 | AirPlay 2、Bluetooth(送受信)、Wi-Fi(2.4GHz / 5GHz) |
対応ストリーミング | Amazon Music、Spotify、AWA、SoundCloud、TuneIn (アプリ「HEOS」で一括管理) |
その他のポイント | ・レコードが効けるフォノ入力搭載 ・AmazonのAlexaに対応 ・リモコンアプリ「Marantz AVR Remote」を使ってスマホで簡単操作 ・インターネットラジオに対応 ・高音質回路、パーツ搭載 |
インテリアを彩るおしゃれオーディオの提案
無駄を省き必要なデザインを添える。
リビングは家族みんなが集まることの多い空間でもあります。こだわりのインテリアにとけ込むようなものや、独自のデザインでリビングに添えられるオーディオを導入したいものです。
ここで紹介するインテリアを彩るスピーカーは個性的で部屋の雰囲気をより向上させてくれるBluetoothスピーカー2機種です。
BALMUDA/The Speaker
インテリアにアクセントを加えてくれるBALMUDA/The Speaker。
真空管を思わせるあかりが音楽にあわせてゆらぎます。
音質的に優れたスピーカーは世の中にたくさんありますが、音が光に変わる様をやさしい気持ちで感じられるスピーカーは多くありません。
360°指向性のスピーカーがリビングのどこにいても癒しを提供してくれるでしょう。
機能/性能 | スペック |
---|---|
スピーカー | 360°指向性スピーカー |
接続方法 | Bluetooth、AUX入力 |
ワイヤレス | Bluetooth5.0 |
対応コーデック | SBC |
バッテリー | 再生:約7時間/充電:約2.5時間 |
サイズ | 直径 105mm × 高さ 188mm |
Marshall/STANMOREⅡ
雰囲気をくずさないクラシックなたたずまいが、さりげない存在感をかもしだすスピーカーです。
Marshallといえばギターアンプの王道にして正道、ロックに身を置くもののあこがれでもあります。
音質はメリハリと迫力のあるクリアサウンドで、リビング全体が大好きな音楽で満たされる瞬間を体感することができます。
トーンコントロールはスピーカーの上部にあり、全体をとおしてあたかも往年のギターアンプのようなデザインが多くのインテリアにとけ込むでしょう。
機能/性能 | スペック |
---|---|
スピーカー | ステレオ(ツイター×2、ウーファー×1) |
接続方法 | Bluetooth、3.5mmステレオミニプラグ/RCA入力 |
ワイヤレス | Bluetooth5.0 |
対応コーデック | SBC、aptX |
バッテリー | 再生:約7時間/充電:約2.5時間 |
サイズ | W350 × H195 × D188mm |
場所と便利さに配慮したイージーオーディオの提案
サウンドバー
SONY/HT-A7000
サウンドバーなら、手軽にリアルサラウンドを体感できると共に、コンパクトなので場所も取りません。
音響技術である「S-Force PROフロントサラウンド」と「Vertical Surround Engine」でリアルなサラウンドを実現するSONYのサウンドバー。
さらに別売のリアスピーカーとの組み合わせにより、ソニーの独自技術「360 Spatial Sound Mapping」を展開しリビング内に圧倒的な臨場感を作り上げます。
GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応し、Apple Airplay 2やSpotifyも簡単に楽しむことができます。
リビングにSONY HT-A7000とプロジェクターやTVがあれば気軽にクオリティの高いコンテンツや音響ステージを楽しむことができます。
スマートスピーカー
Bose/Smart Speaker 500
もはやスマートスピーカーにしておけば音楽、映像、天気やレシピ、ショッピングや会話さえもこれ一台で完結できます。
Bose/Smart Speaker 500なら迫力のある音質はもちろんのこと、GoogleアシスタントやAmazon Alexaとつながり
Wi-Fi、Bluetooth、Apple AirPlay 2を通じて音楽や動画コンテンツをストリーミング再生することが可能です。
家族みんなへのプレゼントとして
リビングでオーディオ環境を構築する目的は「家族の楽しみのため」です。
あなたも、あなた以外の人も、みんなでまたはそれぞれがより楽しい空間になることが大切です。
ここからは、リビングにオーディオを設置した場合のシーンをチェックします。
家族でみんなで映画や動画を楽しむ
リビングにアンプやスピーカーを設置すればテレビに内蔵の音声とは全く違った音響を楽しむことができます。
感動や迫力を今よりもつめ込めば、リビングでのだんらんが“もっとおもしろい”ものになることでしょう。
・サラウンドスピーカー+AVアンプ
・サウンドバー
子供にきれいな音を聴かせたい
小さいころから子供にたくさん音楽を聴かせたい、できれば生演奏に近い音楽にふれてほしい。
そんなことを想いながら子育てに励む方も多いようです。
幼いころから音の溢れるリビングで育った経験はいつまでも経験として残るかもしれませんね。
・ステレオスピーカー+AVアンプ
家事の“あいま”のヒーリングとして
家事や育児で忙しい毎日をおくる家族が楽しく音楽を聴きながらお仕事できるように…
仕事のあいまにアレクサに話しかければソファーが一瞬でくつろぎのひとときにかわるように…
忙しい日常だから、音楽で癒しの効果も最大化しましょう。
・Bluetoothスピーカー
・サウンドバー
・スマートスピーカー
夫婦のおしゃれで優雅なひとときを演出
夜に夫婦で一息ついた後、ちょっとおしゃれにBGMでもかけながらワイン片手に会話でもしてみませんか?
ノスタルジックな雰囲気で思い出を語りあう余裕をリビングオーディオが届けてくれます。
・Bluetoothスピーカー
・ステレオスピーカー+AVアンプ
・サラウンドスピーカー+AVアンプ
・サウンドバー
リビングオーディオで家族の笑顔を…
リビングで楽しむオーディオについてご案内してきました。
この記事のおさらいです。
いい音が鳴るリビングではほんの少し家族の笑顔が増えるのかもしれません。
なぜなら、映画でも音楽でもエンターテイメントやリラクゼーションなどそれぞれの目的の中に『音』が割と大きな役割を担っているからです。
今よりもちょっとだけいい音で、ちょっとだけおしゃれに、ちょっとだけ便利に使えるリビングオーディオを家族と一緒に楽しんでください。