・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。 ・記事の一部にプロモーションを含みます。
テレビ録画の方法として、多くの方が“ブルーレイレコーダー”や“外付けHDD”を活用されています。
だけど結局、ブルーレイレコーダーと外付けHDDどっちが最適解なの?と悩んだ経験はありませんか?
コスパよく自分にピッタリな選択をしないと、テレビ録画でストレスを感じたり、コスパやタイパがいまいちで買い替えを検討したりすることにもなりかねませんよね。
この記事では自分にピッタリのブルーレイレコーダーや外付けHDDを見つけるための、次の9つのポイントをチェックすることができます。
ブルーレイレコーダーが故障してしまった方、ブルーレイレコーダーや外付けHDDの買替や拡張を検討している方などに役立つ記事となっています。
\その他“役立つ家電”の情報/
目次
ブルーレイレコーダーと外付けHDDの特徴をチェック!
ブルーレイレコーダーは、テレビがなければ存在していたかどうかも分からないくらい、テレビとの相性が抜群の記録メディアですが、単純な記録という枠を超えた利便性や拡張性が特徴です。
対して、外付けHDDは、そもそもPCなどの大容量データの保存先として優秀な記録メディアで、テレビの録画との親和性も高く、現在ではテレビの記録媒体としても広く活用されています。
最近のテレビ録画の現状は?
近年では地上波の視聴率低下などにより、テレビの販売台数も低下しています。
AmazonプライムやNetflix、ティーバーなど、ネット配信で気軽に見たい映像を見られる環境が充実したことも、ここ数年の大きな変化です。
つまり「テレビを録画する」という行動自体が減少しています。
そんな中で、やっぱりテレビが好き、好きな番組はしっかり残して好きな時に楽しみたい!という層にとっては、テレビを便利に録画できるブルーレイレコーダーや気軽に残せる外付けHDDは、まだまだ必需品の領域です。
ブルーレイレコーダーは全自動録画やスマホとの連動など、テレビ視聴に特化した利便性の進化が続いており、外付けHDDは容量に対するコスパの上昇など記録媒体として使いやすさが向上しています。
“テレビを録画したい!”というユーザーの声の中にもいろいろあります。
利便性や気軽さ、コスパなど様々なニーズに対応できるよう、進化を続けるブルーレイレコーダーや外付けHDDへの期待も高まっています。
なお、ブルーレイレコーダーの購入層は、テレビとの圧倒的な相性の良さを知っている“買い替え層”が多いというレポートも掲載されていました。
[参考記事]
・【AV総合特集】’23展望 ブルーレイレコーダー/電波新聞デジタル
・パナ撤退のBDメディア市場で続く縮小、BDレコーダーも苦戦続く/BCN
・Blu-ray メディアとデバイスの市場規模と株式分析 – 成長傾向と成長傾向予測 (2024~2029 年)/Mordor Intelligence
・テレビ業界の動向や現状、ランキングなど/業界動向サーチ
【体験談】わが家のブルーレイレコーダーが故障…。対処と買替え決断の軌跡
わが家では、昨年からブルーレイレコーダーの調子が悪くなっており…。手はじめにBlu-rayディスクが読み込めなくなったので再生もダビングもできなくなり、続いてDVDの再生ができない時もしばしば…。
いよいよ寿命かな…ということで、買い替えを検討を始める中で「けっきょくブルーレイレコーダーと外付けHDD、どっちを購入するのが正解?」という問題に直面し、徹底調査を実施した次第です。
ちなみに、もう買い替えよう!と決める前に自分でこれまでやってきたこと(わるあがき)は次の通り。
ブルーレイレコーダーと過ごした9年間の軌跡
- 2015年2月に東芝 DBR-Z510を購入
- 3ヶ月に1回くらいBlu-ray・DVDレンズクリーナーの使用
※推奨は1~2週間に1回だそうです。ホント? - 購入後 6年:Blu-rayディスクの再生ができなくなる
→レンズクリーナーの強力なやつを購入して試したが✕
→分解してレンズをエタノール清掃→復活! - 購入後 8年:再びBlu-rayディスクの再生ができなくなる
→再度、分解してレンズを清掃→今度は✕
※中のホコリもキレイに取り除いてみたんですが…。
→ディスクはDVDのみで生きていくことを決意! - 購入後 9年:DVDも再生不良
→三度、分解してレンズ清掃→ちょっと復活
→やっぱりしばしば読み込み不良…最後には✕
→呆然として「大丈夫ですか~。」と声を掛けてみた…
ようやくこの時点で買替を決断!!
→レコーダーと外付けHDDの調査へ!
※分解洗浄は本体が壊れる危険性があるので経験のない方には絶対におすすめしません。
故障の種類は、電源系統や基板、配線の不具合など様々ですが、読み込み不良などはレンズクリーナーなどで比較的、応急処置しやすい部分です。
また、ブルーレイレコーダーやテレビ付近って、ちょっと放置したらすぐにホコリだらけになっていませんか?
ホコリはブルーレイレコーダーなど、放熱が必要な機器にけっこう悪影響を与えるので注意が必要です。
皆さんも、定期的なホコリ取りやレンズのクリーニングを心がけてください!
ということで、わが家では色々やってもダメなので、購入からもうすぐ10年経つことだし、思い切って購入に踏み切ることにしたのです。
家電製品も10年くらい使っていたらけっこう愛着わくんですよね。
特にブルーレイレコーダーはテレビ好きの私が一番愛用していたので、さみしいけれど内蔵HDDの録画データは見られるし、とにかく長い間お疲れ様、という気持ちです。
\わが家で使ったレンズクリーナー/
ブルーレイレコーダー 外付けHDDのメリット・デメリット/注意点
ブルーレイレコーダーと外付けHDDのメリット・デメリット比較一覧
ブルーレイレコーダー | 外付けHDD | |
---|---|---|
• 全自動録画などの録りためや更新が便利 • 自分に合った録画設定などが柔軟にできる • 番組表から簡単に録画予約ができる • 編集機能で、好きな部分だけを録画できる • 地デジの多番組同時録画ができる • DVDやBlu-rayディスクの再生/録画ができる • 買替えの際など他のテレビにも接続できる | • 本体価格が比較的安価 • 小型なので場所を選ばずに設置できる • テレビとの接続が簡単 • パソコンや他の機器と連携できる • 故障してもデータは失われにくい • 電気代がかからない | |
• 本体価格が高価 • HDDに比べて設置スペースが大きい • ディスクの読み込み不良などで買替えが必要 • HDDに比べて電気代がかかる | • 録画予約機能や編集機能がない • テレビの機能に依存する • 地デジ放送の録画にはチューナーが必要 • 大容量のHDDは価格が高くなる • 古いテレビでは対応していない場合がある • 買替の際など他のテレビに引継げない |
外付けHDDは、テレビを変更すると引継ぎができなかったりします。
わが家ではDVDやBlu-rayディスクにダビングできる点や、購入したDVDやBlu-rayディスクを気軽にみられるメリットを重視して、ブルーレイレコーダーがメインです!
ブルーレイレコーダーの注意点
劣化により、ディスク読み込みや書き込みが急にできなくなることがあります。
わが家が買い替える理由は大体これです…。
また、せっかくBlu-rayディスクに録画したのに、10年以上経つとディスクの劣化で録画した番組が見られなくこともあるので要注意です。
古いブルーレイレコーダー内蔵のHDDに録りためた番組もあるので、とりあえずテレビに接続していますが、場所をとるのは難点です。
外付けHDDの注意点
基本的に一旦テレビに接続して使うと、そのテレビ専用。買い替えた新しいテレビや、他のテレビに接続することはできません。
ただし、外付けHDDでも複数のテレビで共有できる方法があります。
方法は大きく分けて2つ。
- ネットワークでNASを利用する
- SeeQVault対応テレビでデータ移行する
この場合も、注意が必要です。
- NAS
➡ NASを購入する必要があり、ちょっとめんどくさい。 - SeeQVault対応テレビ
➡対応テレビが少ない。他メーカーでは互換性が低い場合がある。
ご注意を…。
ブルーレイレコーダー・外付けHDDに共通する注意点として、著作権についてチェックしておきましょう!
録画番組を家庭で楽しむ分にはまったく問題ありませんが、多数の人に閲覧させるような行為や録画データを販売する行為などはNGです。
詳細については以下のサイトページが参考になります。
・テレビ番組の著作権とは/放送コンテンツ適正流通推進連絡会
・録画したテレビ番組を友人にダビングするのは著作権侵害?/ほ~納得
最適解はどっち?こんな人には○○がおすすめ
それぞれ用途や目的が異なるので、ブルーレイレコーダーと外付けHDDのどちらが良いとは一概には言えません。
ここでは、 “ブルーレイレコーダーがおすすめな人”と“外付けHDDがおすすめな人”をまとめてみました。
前述の
ブルーレイレコーダーがおすすめな人
- 自分に合った機能でテレビを最大限に楽しみたい人
- 高画質、高音質で録画を楽しみたい人
- スマホと連携して番組を楽しみたい人
- 買い替えなどで他のテレビでも楽しみたい人
- DVDやBlu-rayディスクの録画・再生をしたい人
テレビ録画に機能や性能を求める方やディスクメディアを楽しみたい方、ずっと映像を残したい方、HDD以外に記録しておきたい方などにはブルーレイレコーダーが圧倒的におすすめです。
私は録りためた録画番組を編集したり、Blu-rayやDVDに焼いたりするのがけっこう楽しかったりするので、レコーダーがおすすめです。夫よりも私の方が活用しています。
外付けHDDがおすすめな人
- 簡単に接続して気軽に録りためたい人
- とにかく予算を抑えて録画を楽しみたい人
- なるべく設置スペースを小さくしたい人
- TV買替の時などに録画が見れなくなっても問題ない人
- DVDやBlu-rayディスクの書き込み、再生が必要ない人
ディスクを利用しない方や一度見たら削除する方、テレビ録画にコストを掛けたくない方などはブルーレイレコーダーを購入する必要がないため、外付けHDDでも問題なく使用することができます。
個人的には、テレビ録画はコスパ重視でOK派。買替えは外付けHDDでもいいんじゃない?と思ってもいますが、妻がブルーレイレコーダーを楽しんでるのでブルーレイレコーダーになるのかな…。
ブルーレイレコーダー or 外付けHDDの選び方
ブルーレイレコーダー又は外付けHDDを購入する際に、はじめに確認しておきたい一番大事なポイントはこれです。
テレビに接続してやりたいこと(目的)を明確にする!
目的になるべく近い製品を、予算を対比しながら検討していくことで、なるべく失敗せずに、製品を選んでいくことができます。
目的が定まったら次に考えることは…、
ブルーレイレコーダーと外付けHDDのどちらにするか?
どちらが自分の目的に相性が良いのか、と言い換えることができます。
先に解説した下記のポイントをチェックすることで、どちらを購入する方がベストなのかを判断することができます。
ここから先は、ブルーレイレコーダーと外付けHDDによって選び方が異なるので、それぞれの選び方をタイムラインで詳しく解説していきます。
ブルーレイレコーダーの選び方 5ステップ
録画したい番組が多い場合や、複数のドラマを残して楽しみたい場合は容量やチューナー数が多いレコーダーの選択が必要です。
すぐにBlu-rayディスクやDVDにダビングする方は大容量は必要ありません。
好みの番組のみを録画する機能や、タイムシフト(全自動録画)機能、スマホとの連携等々テレビ録画に特化した機器だからこそ、様々なニーズに対応した機能や特徴があります。
自分にとってほしい機能を選択できることが、ブルーレイレコーダーを選択する大きなメリットにもなります。
多様な機能を備えているブルーレイレコーダーなので、自分にとって必要のない機能が備わっていたりもします。
機能がついていればその分価格も上がるので削減したいところです。
例えば、同時録画はほとんど必要ないのに4チューナーの機器を選んでもムダになるだけだし、4K放送に興味がない方や周辺機器との連携を考えていない方なら、価格面からも非搭載のモデルを選択した方が良さそうです。
目的を定めて、STEP1~STEP3までで候補となるモデルがいくつか絞れてきているはずです。
購入の候補になったレコーダーの詳細を確認するために、口コミやレビューをしっかり確認してみましょう。
購入するために予算を設定していれば、その予算とSTEP1~STEP4で候補となったブルーレイレコーダーとの照らし合わせを行います。
候補となった製品が、予算の範囲で収まっているのなら、そのまま購入してOK。
予算を超えているなら、何かの機能を妥協する(3TBを2TBにするなど)か、予算上限の再考が必要です。
ちょっぴり予算オーバーくらいなら、後々「やっぱり〇〇な機能を妥協しなければよかった…」なんてことにならないために、希望を優先することをおすすします。
外付けHDDの選び方 5ステップ
外付けHDDなら、まずは容量を確認しておきましょう。
・録画の目安時間:1TB→120時間/2TB→240時間/3TB→360時間…
また、自宅の環境や使い方に合わせて静音性などスペックも確認し、しぼり込みます。
・例)寝室で使いたい:静音性が高いモデル/長期保存したい:耐久性が高いモデル
外付けHDDはテレビの機能に依存するので、テレビ側の機能や互換性をチェックしておきましょう。
例)同時録画機能/タイムシフト/チャプター機能…
くどいようですが、外付けHDDの場合、保存した録画を他のテレビで楽しむことはできません。
しかし、SeeQVaultに対応していれば、他のテレビ、他のメーカーでも規格上は接続することが可能です。
テレビを買い替える場合などは必要に応じてチェックしてみてください。
ここまでのSTEPでだいたいの絞り込みができてきたと思いますが、候補になったHDDのことをもっと詳しく知るために、レビューや口コミを活用しましょう。
耐久性や静音性などは購入者の体験談の方が分かりやすかったりしますよね。
購入するための予算を設定していれば、その予算とSTEP1~STEP4で候補となった外付けHDDとの照らし合わせを行います。
候補となった製品が、予算の範囲で収まっているのなら、そのまま購入してOK。
予算を超えているなら、何かの機能を妥協する(静音性のレベルを下げるなど)か、予算上限の再考が必要です。
特徴別 おすすめのブルーレイレコーダー6選
各メーカーのブルーレイレコーダーは、ユーザーの様々なニーズに応えるべく製品によって多様な機能が搭載されています。
つまり、製品によって特長に大きな差があるので、ここでは用途別に厳選したおすすめのブルーレイレコーダーの主な特徴とスペックをご紹介していきます。
好きな番組にフォーカスして録画できるブルーレイレコーダー
ソニー BDZ-ZT2800
ソニー BDZ-ZT2800の大きな特徴は、「先録」で1ヶ月前から番組表を先取りして、先行予約ができます。
つまり、気になっている連ドラやアニメを早い段階からとりあえず予約録画してみて、続けて継続録画をすることも可能です!
先録なら、特番なども1ヵ月も前から先行予約ができるので、見逃しの防止に大きく貢献してくれます。
もう一つの便利な機能として、「おまかせ・まる録」があります。
タレント名やジャンルなど、好みのキーワードを登録しておけば、おまかせで勝手に録画してくれるので、気付かずに見逃してしまっていた番組もチェックすることができます。
「クチコミランキング」や「番組名予約」など、テレビ番組を好みにあわせてムダなくチェックできる機能が満載です。
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 2TB/地デジ:260時間・BS:183時間 |
同時録画数(チューナー数) | 3番組(3チューナー) |
全自動録画機能 | - |
4K録画対応 | - |
Ultra HD Blu-ray対応 | - |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇 |
SeeQVault対応 | - |
サウンド | ハイレゾ対応 |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430.7㎜×43.9㎜×208.6㎜ |
シャープ AQUOS 2B-C10EW2
シャープ AQUOS 2B-C10EW2のポイントは「ドラ丸」機能を搭載していること。
4週間分の連ドラを、とりあえず自動でリストアップして録りためてくれるので、見逃しもないし、後で見る見ないの取捨選択が簡単にできます。
視聴の有り無しで古い順から自動で消去したり残してくれたりと、容量を気にすることなく連ドラを楽しめる機能はドラマ好きにはたまりません。
番組のキーワード設定で自動録画することも可能なので、好みの番組の見逃し防止ができる点はソニーのBDZ-ZT2800と類似しています。
チューナー数やレコーダー容量は控えめですが、連ドラ録画に特化したレコーダーを探している方には、とってもおすすめのブルーレイレコーダーです。
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 1TB/地デジ:126時間・BS:89時間 |
同時録画数(チューナー数) | 2番組(2チューナー) |
全自動録画機能 | - |
4K録画対応 | - |
Ultra HD Blu-ray対応 | - |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇 |
SeeQVault対応 | - |
サウンド | - |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430㎜×51㎜×195㎜ |
番組を丸ごと全自動で録画できるブルーレイレコーダー
東芝 REGZA DBR-M4010
東芝 REGZA DBR-M4010(4TBモデル)の最大の特徴は「タイムシフトマシン」。
最大6チャンネルの番組を全て保存し、見たい番組を直感的に選択して再生できるので、時間帯を問わず自分の時間軸に合わせた視聴が可能となっています。
時短機能と合わせれば、圧倒的に効率のよいテレビ視聴も可能なので、「時間がない!」でも「見たい番組は必ず見たい!」そんな方にピッタリです。
リアルタイムで放送中の番組を途中から見始めた場合でも、「始めにジャンプ機能」を使えば、ボタンひとつで番組の始めにジャンプして視聴できます。
タイムシフトの設定やレコーダーの容量に合わせて画質も調整できるので、自分にピッタリなテレビ視聴環境を構築することができるブルーレイレコーダーです。3TBモデルのM3010もあります。
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 4TB/地デジ:520時間・BS:369時間 |
同時録画数(チューナー数) | 8番組(8チューナー) |
全自動録画機能 | 〇(最大6ch) |
4K録画対応 | - |
Ultra HD Blu-ray対応 | - |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇 |
SeeQVault対応 | 〇 |
サウンド | - |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430㎜×59㎜×219㎜ |
パナソニック DIGA DMR-2X302
パナソニック DIGA DMR-2X302は「全自動DIGA」で“ネット動画のように楽しめる”ブルーレイディスクレコーダーです。
東芝のタイムシフトマシンと同じく、とりあえず録りためて自動で消去してくれる全自動録画が可能で、見逃しとはおさらばできるのはテレビ好きにうれしいポイント。
録画した番組のスマホ視聴もでき、検索機能やお気に入り番組の保存も直感的にストレスなく操作できるDIGAがランキング上位なのは納得です。
CDの音楽をまとめて保存できたり、アルバム機能でスマホの画像などをダイジェストで再生してくれたりと、自宅のエンタメを総合的にバックアップしてくれます!
2TB、3TB、6TBのラインナップがあるので、使用頻度や家族の人数など、環境や好みにあわせて選択が可能です。
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 3TB/地デジ:132時間・BS:93時間 |
同時録画数(チューナー数) | 10番組(7チューナー) |
全自動録画機能 | 〇(最大10ch) |
4K録画対応 | - |
Ultra HD Blu-ray対応 | - |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇 |
SeeQVault対応 | 〇 |
サウンド | ハイレゾ対応 |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430㎜×60㎜×199㎜ |
全自動録画・機能・大容量 ほぼ全部盛りブルーレイレコーダー
東芝 REGZA DBR-4KZ600
REGZA DBR-4KZ600はタイムシフトレコーダーの最高峰であり、ほとんど全部盛りのブルーレイレコーダーです。
タイムシフトは4Kにも対応していて、高画質放送の見逃しまでしっかりカバーしてくれます。
また、容量は6TBなのでこれだけでも問題はありませんが、外付けHDDを最大4台まで拡張でき、ヘビーユーザーにも対応できるほぼ無敵の容量となっています。
映像についても、「レグザエンジンRR1」や「クラウドAIテクノロジー」による高画質処理、Ultra HDブルーレイなどへの対応など、優秀な映像美もDBR-4KZ600の得意分野です。
その他の便利機能では、直感的で好みにフィットする番組再生のアプローチ「みるコレ」やスマホとの連携「スマホdeレグザ」など、現代のブルーレイレコーダーに求められる性能をほぼ網羅したモデルとなっています。(4TB、2TBモデルもあります。)
最安値は9万円台(2024年5月現在)なので、機能・性能に対するコスパも文句のつけようがありません!
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 6TB/地デジ:741時間・BS:525時間・4K:382時間 |
同時録画数(チューナー数) | 8番組(8チューナー) |
全自動録画機能 | 〇(最大6ch) |
4K録画対応 | 〇 |
Ultra HD Blu-ray対応 | 〇 |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇(同時接続4台) |
SeeQVault対応 | 〇 |
サウンド | - |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430㎜×59㎜×270㎜ |
プレミアムな高画質・高音質のブルーレイレコーダー
パナソニック DMR-ZR1
パナソニック DMR-ZR1はブルーレイレコーダーを超えたプレミアムなブルーレイレコーダーです。
通常、ブルーレイレコーダーはテレビ視聴において利便性に特化した機器ですが、DMR-ZR1は高画質、高画質を追求した特筆すべきモデルとなっています。
高画質、高音質に対する設計は、単に4Kリアルクロマプロセッサplusなどのデジタルテクノロジーにとどまりません。
重厚な本体や部品、回路設計による振動やノイズへの対策、エネルギーの源となる強力な電源回路の投入など、精度の高い映像や音質を実現するための基本設計は、愚直なまでに良い音を追求するピュアオーディオにも通じる思想を感じられます。
22.2ch音声のドルビーアトモス変換や192kHzアップサンプリング、DSDやWAV、FLACなど高音質フォーマットへの対応など音に対するこだわりも、専用機に匹敵するスペックです。
便利機能として全自動DIGAがないのは残念ですが、4K放送も含めた3番組同時録画、指定した時間やジャンル、キーワードによる自動録画・検索、スマホとの連携などディーガの基本仕様をしっかりと楽しむことができます。
項目 | スペック |
---|---|
レコーダー容量/録画時間目安 | 6TB/地デジ:762時間・BS:540時間・4K:390時間 |
同時録画数(チューナー数) | 3番組(3チューナー) |
全自動録画機能 | - |
4K録画対応 | 〇 |
Ultra HD Blu-ray対応 | 〇 |
スマホ連携機能 | 〇 |
外付けHDD拡張 | 〇 |
SeeQVault対応 | 〇 |
サウンド | ノイズ対策/ドルビーアトモス/ハイレゾ対応 他 |
対応OS | iOS、Android |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 430㎜×87㎜×300㎜ |
特徴別 おすすめの外付けHDD 6選
外付けHDDのポイントは、ブルーレイレコーダーと比較して“安くて小さい”ことです。
また、外付けHDDは単に録画するための機器なので、レコーダーのような便利機能はなく、使い方はテレビ側の仕様に依存します。例えば、同時録画などはテレビにその機能があるかどうかで対応の有無が決まるといった感じです。
外付けHDD自体の比較については、価格、静音性などに注目するのがおすすめです。
価格が安い 外付けHDD
FFF SMART LIFE CONNECTED MAL21000EX3-BK
1TBで6,500円未満!
エレコム ELD-HTV020UBK
2TBで1万円未満!
静音性など高性能 外付けHDD
アイ・オー・データ AVHD-US4
・静音設計/レグザタイムシフト推奨
BUFFALO HDV-SAM4.0U3-BKA
・静音設計/故障予測/DIGA・VIERA推奨
アイ・オー・データ AVHD-UTSQ4
・SeeQVault対応/静音設計
エレコム ELD-QEN2060UBK
・SeeQVault対応/静音設計
テレビ好きのためのおすすめ活用法
大好きなテレビを「見逃さず、保存し、共有し、使いつくすおすすめの方法」をまとめてみました。
- おすすめはタイムシフト!
指定の番組や時間帯を全部録画してくれるので、見逃しに困ることはほとんどありません
※わが家のテレビがタイムシフト対応のレグザです。 - 大好きなドラマなどは内蔵HDDへ!
大好きなドラマなど、ずっと残したい番組、繰り返し見たい番組は通常録画で内蔵HDDに残しておきましょう。 - ディスクを活用する!
私の場合、例えば古い番組を姉妹や甥っ子、姪っ子たちと自宅で楽しんだりするのにBlu-rayやDVDが大活躍しています。ブルーレイレコーダーが壊れてもディスクに焼いておけばとりあえず安心です。(ディスクの寿命には注意) - 外付けHDDで拡張も!
多くのブルーレイレコーダーでは外付けHDDが接続でき、しかも本体と同じようにいろんな機能を使用できるので便利です。
個人的には、ブルーレイレコーダー+外付けHDDが一番楽しめると思っています。
どうせなら、ブルーレイレコーダーも外付けHDDもフル活用して、最強のテレビライフを送るのはいかがでしょう。
\私がおすすめするブルーレイレコーダーはコレ/
+
\容量が足らなくなったらこちらを追加/
私は、HDDの使用量が増えてきたらディスクにコピーして、移し終えたら一気に削除する作業を定期的にやってます。
HDDの容量が一気に空くのに達成感を感じてしまうんです。
まとめ
ここまで、ブルーレイレコーダーと外付けHDDについてご紹介してきました。
テレビ録画のために、どんな選択すればよいのか?問題は、何をしたくて、テレビ録画に何を求めるのかという「目的」に向かって色んな観点から見ていくことで、解決できます。
見逃しをなくしたい、便利に録画したい、録画や編集を時短でやりたい、Blu-rayに保存したい、だから利便性や拡張性の高い“ブルーレイレコーダー”
とりあえず好きな番組を録画したい、だけどお金はあまりかけたくない、スペースはなるべく取りたくない、だから安くてコンパクトな“外付けHDD”
こんな感じで自分のテレビスタイルに最適な選択をすることで、なるべく失敗せずにブルーレイレコーダーor外付けHDDの選択ができます。
ここ10年で多くのコンテンツが普及してきましたが、皆さんのおうち空間で、大好きな番組を手元に保管して好きな時に見られるテレビ録画。
これからもまだまだ楽しめそうですね!